中日ドラ2・森 目標は160キロ!「仲間から信頼される投手になりたい」 背番号は中里氏と同じ28

[ 2020年12月11日 11:11 ]

<中日新入団発表>入団会見を終え、ユニホーム姿でポーズを決めるドラフト2位の森博人(撮影・椎名 航)
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 中日の新入団選手発表会見が11日、名古屋市内で行われ、ドラフト2位の森博人投手(22=日体大)が喜びを語った。背番号は「28」に決定。憧れだった元中日の中里氏が付けた番号でもあり、「憧れていた選手の背番号を付けているのは嬉しいです」と目じりを下げた。

 森はスリークオーターから最速155キロの速球、2種類のカットボールなど多彩な変化球を操る即戦力右腕。しかも、愛知県名古屋市出身で幼少期からドラゴンズファンでもあり、祖母の自宅もナゴヤドームの近所にある。愛知県の豊川高校から神奈川県の日体大に進学後もテレビ応援していたといい、この日、念願のユニホームに初めて袖を通した。

 目標については「1年目は1軍に定着すること。将来は仲間から信頼される、この投手だったら大丈夫と思われる投手になっていきたい」とキッパリ。自らの武器については「僕の持ち味はストレート。そこは誰にも負けずに頑張っておしていきたい。持ち味は球速が出ること。見ている人にも球速はわかりやすい。目標にしている160キロを投げたい」と、将来の大台突破を誓った。

 先発、中継ぎは未定ながら、球団は即戦力として期待。中日スカウト陣は「外れ1位」で消える素材だと想定していたが、2位での獲得に、余計に縁を感じる。救援陣は今季、最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを獲得した祖父江や福ら強力メンバーがそろっているが、近い将来、森も仲間入りしそうだ。

 ◆森博人(もり・ひろと)1998年(平10)5月25日生まれ、愛知県名古屋市出身の22歳。小3から野球を始める。港南中では名古屋名南ボーイズでプレー。豊川では1年秋からベンチ入りし2年春からエース。甲子園出場なし。日体大では1年秋からリーグ戦に出場。1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。

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