巨人・炭谷 現状維持1億5000万円で更改 「レギュラー獲るつもりで」正捕手争いへ意欲

[ 2020年12月9日 12:30 ]

都内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ巨人・炭谷(球団提供)
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 巨人・炭谷銀仁朗捕手(33)が9日、契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円でサインした。(金額は推定)

 選手会会長を務める炭谷は、新型コロナウイルスの影響下で完走できたシーズンを振り返り「試合が減ったとはいえ、120試合できたことに、球団関係者に感謝したい」。個人としては、56試合で打率・180と不本意な成績に終わったが、「見えない部分の貢献を評価していただいた。(球団からは)バッティングを改善してくれと。僕もそれは承知している。レギュラーを獲るつもりでやっていきたい」と正捕手争いに意欲を見せた。

 例年のオフは、他球団の後輩も帯同して宮崎で自主トレを行っているが、コロナを考慮して今年はジャイアンツ球場で1人で行う。日本シリーズではソフトバンクに2年連続4連敗。18年まで13年間西武に在籍した炭谷は「パ・リーグで長くやってきて、何1つ力になれなかった悔しさは人一倍持っている。来年も3連覇して何とか日本一を達成したい」と雪辱を誓った。

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