中日・福谷 2度目の交渉“すっきり”2900万円で更改 「保留のインパクト大きかった」

[ 2020年12月9日 15:19 ]

<中日自主トレ>2度目の交渉を終えアップで更改し、会見で来季への思いを語る福谷(撮影・椎名 航)
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 中日の福谷浩司投手(29)が9日、ナゴヤ球場で2度目の契約更改交渉に臨み、1100万円増の年俸2900万円(金額は推定)でサインした。「金額に関しては前回(提示)で受け入れていたので」とすっきりと判を押した。

 11月27日に行われた1度目の交渉の席では「金額と言うよりは、他のチームの契約更改の結果を込みで考えたい」とサインを保留していた。

 大前提として「シンプルに時間がほしかった」と説明。その上で約2週間の間に「他球団の選手、何人かとメールはしました」としながらも「誰かが上がったから『僕も上げてください』と交渉するつもりは元々なかった。他が上がっているのに、うちが上がってないという議論をするつもりはハナからなかった」とあくまで参考レベルで聞いた事を明かした。

 前回の交渉では(1)野手陣や救援陣の査定方法(2)首脳陣の方針がどこまで査定に反映されているか(3)若手が良いモチベーションを持てる環境作りを球団側に尋ねた福谷。「僕が前回、抽象的にざっくり話してしまったので、今回は具体的にどうですかと提案して、球団と意見交換ができて有意義な時間となった」と振り返った。

 福谷だけでなく、木下拓、福と保留者が相次いだことで、プロ野球選手会が抗議文を出す事態と発展したことに「自分が思っている以上に保留のインパクト、世間に与える印象があまりにも大きくて、あまりいいものでないと身を持って体験した」と告白。「保留したから球団とケンカしたのかと心配される方もいた。影響が大きいのだなと思ったが、保留というか、ただ時間をくださいというだけでしたが、保留のイメージを知らなかった。1ついい経験となった」と語った。

 先発転向2年目の今季は8勝を挙げ、ローテーションの一角を担った右腕は「今年は出来過ぎ。野球が上手くなりたい気持ちが僕の中である。一歩ずつ進んでいけたら」と謙虚に抱負を語った。

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