父はメジャー34勝右腕 野球サラブレッドのロハス 阪神にまたも来るか韓国打点王

[ 2020年12月9日 16:10 ]

韓国プロ野球で今季本塁打と打点の2冠王に輝いたロハスJr.(スポーツ朝鮮)
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 阪神を含め、日米韓で水面下の争奪戦が繰り広げられているメル・ロハスJr外野手(30)の今季までの所属先である韓国KTが「ロハス側から阪神と契約したという通知が来ました。ロハス側は“より大きな舞台で活躍したかった。機会が来て阪神と契約することになった”」などと公式発表したと現地のメディア関係者がツイートした。

 阪神からすれば、“自信のある”獲得になるかもしれない。昨季打点王の実績を引っさげて韓国から加入したサンズが1年目から日本野球へ適応。今季47本塁打、135打点で2冠王に輝き、打率.349というロハスJrにも同様の期待がかかる。スイッチヒッターだけに打順も組みやすく、得点力アップも期待。加えて、昨季はゴールデングラブ賞を獲得するなど外野の守備力にも定評がある。また、父メル・ロハスがエクスポズ(現ナショナルズ)などで通算34勝した右腕で、親族にもメジャーリーガーがいるという野球一家に育ったサラブレッドでもあり、注目を集めていた。

 コロナ禍で設けられた「特例2020」特別措置は来季も継続される予定。外国人選手を5人まで出場選手登録(同一試合の出場は従来通り4人まで)できるルールを有効活用するためにも、阪神では、球団史上最多だった今季の8人体制と同等の規模を維持する見通しで、新たな大砲獲得はオフの重要テーマだった。コロナ禍の今年は米マイナーリーグが中止となり、今オフの調査対象の選手は限られていた。狭い市場の中でひときわ目を引く存在がロハスJr.だった。

 先月には、日米球団が獲得調査を行っていると米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も報じた。記事では「メジャー3球団と日本の3球団が獲得に関心を寄せている」と説明。日本では阪神が新外国人候補としてリストアップしており、メジャー球団も強い関心を示していると伝えていた。

 ◆メル・ロハスJr. 1990年5月24日生まれ、米インディアナ州出身の30歳。10年のドラフト3巡目でパイレーツと契約。メジャー経験はなく、16年5月のブレーブス移籍を経て3Aで通算259試合に出場、21本塁打109打点。17年6月に韓国KT移籍。19年外野手でゴールデングラブ賞受賞。今季は47本塁打と135打点で2冠。17年WBCドミニカ共和国代表。父のメル・ロハスはエクスポズ(現ナショナルズ)などでメジャー通算34勝の投手。大叔父にエクスポズなどで監督の フェリペ・アルーや、74~76年に太平洋(現西武)所属のマティ・アルー外野手らがいる野球一家。1メートル88、102キロ。右投げ両打ち。

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