日本ハム・上原 常時150キロ「バケモノ」左腕変身宣言、負傷の肩強化して進化

[ 2020年12月9日 05:30 ]

契約更改交渉を終え、色紙に「投げ抜く」と書き込んだ日本ハム・上原
Photo By 代表撮影

 日本ハムの上原健太投手(26)が8日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1700万円で更改した。5年目の今季は左肩痛を発症して出遅れたが、終盤には先発ローテーション入りして7試合で1勝3敗、防御率4・46。今季自己最速を2キロ更新する152キロを計時した左腕は、来季常時150キロを出す「バケモノ」左腕への変身を誓った。

 先発で常時150キロ前後の本格派左腕は、パ・リーグではソフトバンク・ムーアら希少な存在だ。今季、プロ入り後の自己最速を2キロ更新する152キロをマークし、覚醒の予感を漂わせた上原もその領域を目指す。

 「(150キロを)コンスタントに出せるようにしたい。先発の左投手で、それくらい出せたらバケモノだと思うので。バケモノになりたい」。身体能力はチームNo・1の呼び声高い左腕が、不敵に笑った。

 9月17日のソフトバンク戦で手応えをつかんだ。「まだまだ成長していけると確信した。プロの世界で一番手応えのあったシーズン」。試合には敗れたが、同郷の相手エース・東浜と投げ合い、これまでの自己最長7回を更新し、8回1/3を2失点(自責1)と好投した。好投のきっかけは直球の球威向上だった。開幕前に左肩を痛めたことで、初動負荷トレーニングや米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」が考案した公式球よりも重いボールでのキャッチボールを繰り返して肩を強化。「例年と同じ球速でも球威が違っていた」と進化を実感した。

 15年ドラフト1位で入団も、年間を通して先発ローテーションで回った経験はなく、投球回も19年の45回1/3が最高だ。来季の目標には100イニング到達を掲げた。広陵の先輩・有原のメジャー移籍が濃厚で「今まで有原さんがチームを支えてきたので、これからは僕らみたいな選手が下からでもいいのでしっかりチームを支えていけたら」と成長を誓う。「バケモノ」に変身するべく、来季は秘めた力を爆発させる。(東尾 洋樹)

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