巨人から移籍の楽天・田中貴は50万円増の650万円で更改「一番充実した1年だった」

[ 2020年12月9日 12:18 ]

契約更改を終えた楽天・田中貴(楽天野球団提供) 
Photo By 提供写真

 楽天の田中貴也捕手(28)が9日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、50万円の年俸650万円でサインした。

 今年9月に巨人から金銭トレードで楽天に移籍した。新天地では1軍で自己最多の9試合に出場し、打率・400、1本塁打、4打点という成績だった。巨人時代の1軍の通算出場試合数は2試合。10月29日の西武戦(メットライフドーム)でプロ初本塁打を放つなど印象に残るプレーもあり「ジャイアンツではなかなか1軍で試合に出られなかったので、そこは大きな変化。6年目で一番充実した1年だった」と振り返った。

 移籍2年目となる来季は、正捕手の座を射止めることを目標に掲げる。「正捕手になって、最低でも100試合に出たい」と宣言。来春のキャンプでは技術の向上だけでなく、投手陣とのコミュニケーションもテーマとしており「今年は遠慮する部分もあったので、投手の方に自分の意見を伝えたり、相手からも意見を聞きながら、コミュニケーションをとっていきたい」と話した。(金額は推定)

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月9日のニュース