「ケガでもすれば諦めつくけど…」 オリックス・能見は燃え尽きるまで腕を振る

[ 2020年12月9日 11:25 ]

<神・D24>ナインとの記念撮影を終えマウンドのプレートに立ちお辞儀する能見(撮影・後藤 正志)
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 【記者フリートーク】風前の灯火(ともしび)どころか、能見さんの“炎”は燃えさかっているはずだ。オリックス入りの報に、京セラドームで腕を振る姿がすぐに浮かんできた。「ケガでもすれば諦めもつくけど…。体が動くから」。阪神から構想外を告げられても「現役続行」に迷いはなかった。

 今季最終戦となった11月11日のDeNA戦で見せたパフォーマンスがすべてだ。直球は今季最速の149キロをマーク。意地のこもった12球に「来年、阪神にいないの?」と違和感を抱いた人は、僕だけじゃないはずだ。

 10年から取材現場で目の当たりにしてきたのは誰よりも走り、投げ込む姿だった。「走れなくなったら終わり」。今春も先発時代に匹敵する1300球の投げ込みを敢行した。岩貞や梅野にとってそうだったように、その背中がオリックスの若手にも財産となる。

 心に炎を灯して…。燃え尽きる覚悟で能見さんは“最後の直線”を走り抜ける。(阪神担当・遠藤 礼)

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