楽天のキャプテンは来季も茂木が続投 石井新監督から指名され「どこのチームにも負けたくない」

[ 2020年12月9日 16:18 ]

契約更改を終え、色紙を手に笑顔の楽天・茂木(楽天野球団提供) 
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 楽天の茂木栄五郎内野手(26)が9日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万円ダウンの7400万円でサインした。

 新主将を務めた5年目の今季は、73試合に出場して打率・301、7本塁打、33打点という成績だった。リードオフマンだけでなく4番を任されるなど打線の軸を担ったが、9月末に腰痛で離脱。1軍に復帰できないままシーズンを終えた。

 「キャプテンになって、個人として今までない自覚も芽生えた。毎年のように離脱していて、グラウンドに立ち続けようと思っていたので、悔しかった」

 チームは新体制の下、2013年以来となる8年ぶりのリーグ優勝&日本一を目指す。石井新監督から「来シーズンもキャプテンをやってもらいたい」と指名されたことも明かした。

 「常に1軍のグラウンドに立って貢献することがチームの勝ちにつながると思う。入団してから優勝を経験していない。プロでやっている以上、誰にも負けたくないし、どこのチームにも負けたくない」

 痛めた腰は順調に回復しており「今は100%の状態で練習ができている」と強調した。「日本シリーズを見て、倒さなければいけない相手がいる。何としても倒したい」と茂木。主将2年目のシーズンに向けて、早くも「打倒・ソフトバンク」に燃えている。(金額は推定)
 

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