巨人・菅野の動向 米メディアも注目 マリナーズ・菊池の4年総額58億円が目安か?

[ 2020年12月9日 05:30 ]

ポスティングシステムの正式申請を受け、取材に応じる巨人・菅野
Photo By 代表撮影

 争奪戦のゴングが鳴った。巨人の菅野がポスティングシステムの契約可能選手として通知されたことを受け大リーグ公式サイトは「FA市場で2番目に良い投手」と題した記事で特集。17年WBC準決勝の米国戦で6回1失点と好投したことにも触れ「日本での実績は前田や田中に匹敵する」と紹介し、レッズからFAとなったサイ・ヤング賞右腕バウアーに次ぐ存在と評価した。

 田中がFAとなったヤンキースの地元メディア「ノースジャージー・ドットコム」は菅野獲得に参戦する球団としてヤ軍、レッドソックス、ジャイアンツなど8球団を挙げた。二刀流の大谷が在籍するエンゼルスのペリー・ミナシアンGMは電話会見で「移籍市場を注視し、最大限の補強を目指す。先発と救援の補強を続ける」と語っており、獲得に乗り出す可能性は十分だ。

 菅野の契約内容について、CBSスポーツ(電子版)は昨季渡米したマリナーズ・菊池の4年総額5600万ドル(約58億2400万円)が目安になるとした。残留も選択肢とする菅野の心をどの球団が射止めるか注目だ。

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2020年12月9日のニュース