ヤクルト 宮台に支配下獲得オファー、東大出身左腕 トライアウトで3者連続三振

[ 2020年12月9日 05:31 ]

トライアウトで登板する宮台(撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトが、日本ハムを自由契約となった東大出身の左腕・宮台康平投手(25)に支配下登録の獲得オファーを出したことが8日、分かった。

 今オフに日本ハムを戦力外となり、育成契約を打診されていた宮台は「もし、他球団で支配下の可能性があるなら、(トライアウトを)やってみたい」と他球団での支配下登録を目指し、7日の12球団合同トライアウトを受けた。3者連続三振と猛アピールし、神宮球場で直接視察した小川淳司GMは「いいボールを投げていた」と評価していた。

 宮台のもとには複数球団からオファーが届いているもようだが、現時点で支配下登録のオファーはヤクルトだけとみられる。日本ハムでは3年間で1軍登板は1試合だけに終わったが、東大時代に慣れ親しんだ神宮球場のマウンドで花を咲かせるか注目が集まる。

 ◆宮台 康平(みやだい・こうへい)1995年(平7)7月1日生まれ、神奈川県出身の25歳。湘南を経て、東大ではリーグ通算38試合で6勝13敗、防御率4・26。17年ドラフト7位で日本ハムに入団。東大法学部出身では初のプロ野球選手。1年目の8月23日ソフトバンク戦でプロ初登板初先発し、通算1試合で0勝0敗、防御率3・86。1メートル79、81キロ、左投げ左打ち。

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2020年12月9日のニュース