ロッテ石川歩のメジャー志向は入団1年目からあった 昨年12月に正式に直訴

[ 2020年11月16日 20:41 ]

ロッテ・石川
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 ロッテが、石川歩投手(32)の今オフのポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を容認する方針であることが分かった。

 石川が球団にメジャー挑戦を直訴したのは、昨年12月25日の契約更改交渉の席上だった。

 「アメリカで野球がやりたいと言いました。球団も応援してくださるということでした。契約更改の席で話したのは初めてです」

 石川は入団1年目の14年に10勝を挙げて新人王。その頃から「より高いところを目指すのは当たり前」との思いが沸き上がっていた。17年には第4回WBCに侍ジャパンの一員として出場。米国でプレーしたいとの思いはより強くなった。

 海外FA権を取得するのは最短でも23年オフ。昨年の契約更改後の会見では「年齢的にもラストチャンス」との思いを口にした。
 石川からの申し出を受けた松本尚樹球団本部長は「球団としては応援する。来季、成績を残してまた、話をしようと伝えた」とし、20年の成績を踏まえて後押しすると話していた。

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