楽天の石井新監督が訓示「ソフトバンクとの差を埋めるには…」 訓示全文

[ 2020年11月16日 17:13 ]

練習前、ナインを前に訓示する楽天の石井新監督(中央)(撮影・会津 智海)
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 楽天の石井一久新監督が、16日から楽天生命パークで始まった秋季練習でコーチ、選手、スタッフに向けた訓示を行った。この中で、コミュニケーションを重視する考えを強調。初日の練習を終えた新指揮官は「コーチと選手と僕も含めて距離を良い意味で近くして、良いコミュニケーションをとっていきたい。選手がこういうことで悩んでいるとか、こういうところを伸ばしていきたいとか、明確にしていきたい。ただ元気だとかうわべだけではなく」と話した。

 
 以下、訓示の全文。

 来年から、みなさんとより近いところで勝利を目指すことになりました。いろいろありますが、よろしくお願いいたします。

 11月の休みの間に個々の振り返りもしていただいたと思います。僕個人としてはシンプルに野球でいえば出塁をすること、進塁すること、得点すること。ディフェンスもその反対でやっていくことが大事だと思いますし、1球、1アウト、1イニングとしっかり積み重ねてやりたいと思います。

 年間通していうと1350回、攻撃があり、守備ができます。そこをしっかりと積み重ねてきたチームに今、1位でソフトバンクがいると思います。そこの差を埋めるには皆で一球一球集中してやっていくことがすごく大事になると思います。シンプルにそこを追い求めてやっていきましょう。

 また、コーチともしっかりとコミュニケーションをとって、チームの目標というものを明確にするので、みなさんもコーチとのコミュニケーションをしっかりと取ってやっていければと思います。

 先ほど話した出塁などの話も含めて、どういう方法でそういうふうにしていくのか、どういう考えでそういうことをしていくのか、また、どうやったらできるのかという技術の部分も含めて、コーチと話し合って1年間戦ってほしいと思います。よろしくお願いいたします。

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