巨人・原監督　勝負どころで制球甘い桜井に「“子供ちゃん”が野球をやっているようなもの」

セ・リーグ   巨人1―6阪神 （ 2020年10月5日    甲子園 ）

＜神・巨＞5回、大山に中越え本塁打を浴びる桜井　（撮影・平嶋　理子）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　巨人・原監督が「“子供ちゃん”が野球をやっているようなもの」とあえて厳しく叱責（しっせき）したのは、桜井が昨年8勝でリーグVに大きく貢献したからだ。

　指揮官自ら「5回2アウトを簡単に取って…」と状況を説明していく。糸井を1ボール2ストライクと追い込みながら四球。続く大山に2ボールから投じた甘いコースの直球を中堅に運ばれた。「これはいかがなものかなと。もう少しできる人だと思う。努力家だから」と奮起を求めた。

　この日に1軍登録された桜井は、8月2日以来の先発だったが5回3失点。数字上は試合をつくったが「冷静になれば、防げた失点。チームに申し訳ないです」と反省した。「やっぱり、結果が全てだから」と原監督。それは指揮官の恩師の一人、故・藤田元司元監督も何度も使った言葉だ。（神田　佑）

　▼巨人・坂本（4回に右中間適時二塁打で通算2000安打まであと26）力強くスイングできた。