阪神 延長10回引き分け

[ 2020年10月6日 22:30 ]

セ・リーグ   阪神4―4広島 ( 2020年10月6日    マツダ )

<広・神>最後は逆転を許さず梅野(右)とグータッチを交わすスアレス(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神は同点の延長10回に熊谷の適時打で勝ち越すも、直後に守護神スアレスが失点して再び同点とされ、4時間を越えるゲームは引き分けに終わった。

 延長10回、四球と犠打などで作った1死三塁の好機。熊谷のカウント3―1から塹江の149キロ直球を中前にはじき返す適時打で勝ち越しに成功した。

 しかし、守護神のスアレスが踏ん張れない。1死一塁から坂倉の右前打を右翼手・島田が後逸するなど、不運もあって1死満塁のピンチ。堂林の遊ゴロの間に同点とされ、スアレスは初のセーブ失敗となった。

 先発の青柳は6回6安打1失点。3回2死一塁から鈴木誠の打球が左膝を直撃し、ボールが転がる間に先制の適時二塁打となるなど不運な形で先制を許したが、その後は無失点。2番手の桑原が2点を失ったが、8回2死満塁から原口の適時打で再び同点に追いついた。その後は5番手の藤浪が2奪三振含む3者凡退に斬る好投を見せるなど、中継ぎ陣が踏ん張ったが、6番手のスアレスが崩れた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月6日のニュース