柔軟に選手入れ替え可能「特例2020」とは… 9月の阪神に初適用

[ 2020年10月6日 13:34 ]

これまで新型コロナウイルスに感染したプロ野球選手
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 感染拡大防止特例2020(通称特例2020)は、開幕直前の6月17日の臨時実行委員会で承認。プロ野球で新型コロナウイルスの影響を最小限に抑えてシーズンを円滑に進行させるため、感染者や濃厚接触者などが出た場合に柔軟に選手を入れ替えられるようにする今季限りの特例。感染やその疑いで出場選手登録を外れた場合は、体調の回復や感染がなかったことを証明する医師の所見などがあれば、規定の10日間を待たずに再登録できる。登録を外れている間も、フリーエージェント(FA)権取得に必要な登録日数は加算される。

 阪神は、9月24日に2軍の浜地がコロナ陽性判定を受け、翌25日には1軍の糸原、陽川、岩貞、馬場とスタッフら6人の感染が判明。名古屋市内で会食をともにし、濃厚接触が疑わしいと判断された選手を含む10人が出場選手登録を抹消。計19選手を緊急で入れ替え、25日ヤクルト戦は決行された。

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2020年10月6日のニュース