中京大中京・高橋宏斗プロ志望届提出へ 26日ドラフト会議の目玉 競合必至

[ 2020年10月6日 16:12 ]

8月の甲子園高校野球交流試合の智弁学園戦で完投勝利を挙げる中京大中京の先発の高橋宏斗(3年)
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 今秋ドラフト1位候補に挙がる中京大中京の高橋宏斗投手(18)が6日、プロ志望を表明した。

 当初は大学進学を希望していたが、方針を転換。志望届提出の締め切りとなる12日を前に決断した。

 高橋のプロ志望届提出で、各球団はドラフト戦略の見直しをせまられることになった。

 これまでは、早大の155キロ左腕・早川隆久投手(4年)、近大の「糸井2世」こと佐藤輝明外野手(4年)が複数球団の競合が予想されたほか、トヨタ自動車の栗林良吏投手(24)らも競合が予想されていた。

 スカウトからは「高橋が提出すれば競合は間違いない。戦略の練り直しが必要になる」との声が挙がっており、ドラフト戦線の様相が大幅に変わることは必至となった。

 ◆高橋 宏斗(たかはし・ひろと)2002年(平14)8月9日生まれ、愛知県尾張旭市出身の18歳。三郷小2年から「三郷ファイターズ」で野球を始め、尾張旭東中では「豊田シニア」でプレー。高1夏の愛知県大会からベンチ入りし、2年春から背番号1を背負う。好きな投手は同じ右腕のソフトバンク・千賀。1メートル83、84キロ。右投げ右打ち。

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2020年10月6日のニュース