日本ハム・栗山監督 失策の清宮に思い切り説教「責任は果たさなければいけない」

[ 2020年10月6日 22:52 ]

パ・リーグ   日本ハム5―3楽天 ( 2020年10月6日    札幌D )

<日・楽>4回1死満塁、小郷のニゴロ併殺を狙うも清宮の失策で同点とされる(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・栗山監督が今季チームトップタイの7個目の失策を犯した清宮に試合後「思い切り説教」したことを明かした。

 2点リードの4回1死満塁で内野は二塁での併殺を狙う守備陣形。先発・上沢は6番・小郷を打ち取って二塁へのゴロを打たせたが、遊撃・平沼からの送球を一塁・清宮が捕球できずに失策。一塁はセーフのタイミングだったが、ファウルグラウンドを転々とする間に三塁走者だけでなく、二塁走者まで生還して同点。上沢は続く和田に一時勝ち越しとなる適時二塁打を許していた。

 栗山監督は「ミスした時は本人が反省するからしていないけど」と普段ミスをした直後に呼び出すことはしないとしつつも「呼んで、30分くらいかかったけどしっかり話をさせてもらった」と明かした。「あのプレーが何で起こっているのか。駄目なものは駄目。次に絶対にやらないために何が必要なのか言え、と。考えて答えを出しておかないと何も始まらない」と説明。さらに「俺はあそこのところでナオ(上沢)が何とかカバーしてやろうと思って球が浮いたように俺には見えた。答えは分からないけど、影響を与えるということはしっかり話させてもらった。その責任はそれぞれ果たさなければいけない」と熱い口調で振り返った。

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2020年10月6日のニュース