広島 鯉党に“希望の光”届けた!ドローで今季初4連勝お預けも宇草、大盛ら若鯉躍動

[ 2020年10月6日 22:38 ]

セ・リーグ   広島4-4阪神 ( 2020年10月6日    マツダ )

<広・神(18)>7回1死、右中間にソロ本塁打を放った大盛(右)を迎える九里 (撮影・奥 調)
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 広島が4―4で阪神と引き分け、今季9度目のドローに終わった。今季初の4連勝はお預けとなったものの、試合は若鯉が躍動する展開で、本拠地をおおいに沸かせた。

 広島は3回2死一塁から、鈴木誠が投手強襲の二塁打を放ち、先制。5回にはドラフト2位の宇草がプロ初安打を放ち、スタンドの鯉党から大きな拍手を浴びた。

 先発の九里は6回に味方の失策が絡み、同点とされたものの、追加点は許さず、7回1失点と好投。すると7回に九里の代打で登場した大盛が、阪神・桑原から通算2号となるソロ本塁打を放ち、再び勝ち越しに成功した。

 その後は8回に2番手のケムナが2点を失い同点とされ、延長10回には勝ち越しを許したが、1点差を追う10回に、1死満塁から途中出場の堂林が遊ゴロを放ち、その間に同点。2死二、三塁から最後は代打・菊池涼が三邪飛に倒れてサヨナラ勝ちとはいかなかったものの、4時間16分の熱戦でファンを楽しませた。

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2020年10月6日のニュース