マー君 地区シリーズ第3戦で先発へ ブーン監督「私たちには多くの良い選択肢がある」

[ 2020年10月6日 12:29 ]

グラウンドを歩くヤンキースの田中(AP)
Photo By AP

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督は5日(日本時間6日)、7日(同8日)のア・リーグ地区シリーズ、レイズ戦第3戦で田中将大投手(31)が先発すると発表した。田中はこの日、ブルペンで堀江慎吾通訳を立たせたまま軽めに25球を投げて調整した。

 インディアンスとのワイルドカードシリーズでの先発は初戦・コール、第2戦・田中という順番だったが、今シリーズの第2戦にはドミニカ共和国出身の新人ガルシアがマウンドに立つ。第2戦の時点で21歳と140日。米メディアの報道によると、この年齢でのポストシーズン先発は1950年のワールドシリーズ第4戦に先発したホワイティ・フォードの21歳351日を破るヤンキース史上最年少記録だという。

 シーズン中は6試合で3勝2敗、防御率4・98の成績を残したガルシアは、ルーキーとは思えないマウンド度胸が持ち味。シーズン終盤には田中も「若いのにすごく落ち着いてしっかりと投げているなという印象です」と評していた。この日のリモート会見でも「第2戦の先発を告げられたときは超興奮したよ」と屈託のない表情を見せていた。

 ブーン監督は「コールとマサ(田中)の間にデイビ(ガルシア)を挟むのが良いと感じた。私たちには多くの良い選択肢があるが、(ガルシアが)精神的に乱れることは心配いらない」と期待した。

続きを表示

2020年10月6日のニュース