広島　7点差守れず　8度目引き分け　佐々岡監督また息切れの野村に「残念な投球」

セ・リーグ   広島10－10ヤクルト （ 2020年9月9日    マツダスタジアム ）

＜広・ヤ（10）＞7回無死、村上にソロ本塁打を打たれた野村　（撮影・奥　調）
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　広島は野村が100球へ近づいたところで急失速し、最大7点差を守れなかった。10―3の7回に3ランとソロを浴び、今季ワーストの7失点で降板。「野手の人たちも援護してくれた中で、大量失点してしまい申し訳ない」。2回は投手の山中に3ボールにしてから先制打を浴び、最後も6回に5失点した前回2日の中日戦と同じような息切れだった。

　当然、佐々岡監督も手厳しい。「連戦で中継ぎを使わないための1イニングというところで、突然というか、前回もそう。集中力に欠けるような投球で野球の怖さというのはそういうところ。残念な投球だった」。8回は塹江が3点差を追いつかれ、9、10回のサヨナラ機も逃した。4日にもDeNAと12―12の激戦があったばかり。延長戦は2敗8分けで、いまだ勝利がない。