ソフトB 柳田2発で3連勝!2度の降雨中断挟み試合終了23時38分、ヒーローインタビュー行えず

[ 2020年9月10日 23:53 ]

パ・リーグ   ソフトバンク9―2楽天 ( 2020年9月10日    楽天生命パーク )

<楽・ソ>3回1死一、三塁、3ランを放ちポーズするソフトバンク・柳田(撮影・白鳥 佳樹)
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 ソフトバンクは柳田の豪快な2発で3連勝。柳田は0―2とリードを許した3回に逆転となる21号3ランを放つと、8回にも22号ソロで追加点を挙げるなど4打点の活躍で9―2の勝利に貢献。先発の東浜は5回6安打2失点で3勝目。試合時間は4時間6分、2度の降雨中断を挟み待機時間が計1時間30分を超え、試合終了は23時38分。試合後のヒーローインタビューは行われなかった。

 雨が降りしきるなか先発マウンドに上がった東浜は初回、1死二、三塁から浅村を見三振。2死で島内を迎えたところで雨により試合を一時中断。約37分間の中断後に2死一、二塁から再開されると島内に四球を与え満塁のピンチ。それでも田中を真ん中低めボール球となるシンカーで空三振に打ち取り無失点。

 だが2回、先頭の岩見にプロ初安打となる1号ソロを被弾。さらに2死二塁から鈴木大に左前適時打を浴び2点のリードを許した。

 反撃を狙う打線は3回、1死一、三塁のチャンスで柳田が打席へ。柳田は松井が投じた外角への143キロのストレートをジャストミート。逆方向へ大飛球はキレイな放物線を描きレフトスタンドに飛び込む逆転の21号3ラン。打った瞬間スタンドインを確信するゆったりとした歩き出しで悠然と打球の行方を見届けた。

 東浜は4、5回とグラシアルの2度にわたる失策でピンチを迎えるも後続を打ち取り無失点。5回まで109球と毎回走者を背負う苦しい内容ながらも6安打2失点。勝利投手の権利を手にしてマウンドを降りた。

 すると7回、3番手のモイネロが四球と安打で1死一、二塁とされたところで雨脚が強くなり2度目の中断。約1時間の中断後に試合が再開されるとモイネロではなく松本がマウンドへ。一打同点のピンチに松本は岩見を二ゴロ併殺打に打ち取り無失点。

 8回は柳田が豪快なフルスイングから22号ソロで追加点。牧田の真ん中低めのカーブを捉え、軽々と左中間スタンドまで運んだ。

 4番手の松本は8回もマウンドに上がり無失点。1回2/3を1安打のみに抑える好リリーフ。9回は打線が繋がり、一挙5点を奪って勝負を決めた。

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