阪神ドラ1・西純　2回無失点で2勝目　フォーム修正奏功し制球力アップ

ウエスタン・リーグ   阪神1－0オリックス （ 2020年9月9日    オセアンバファローズスタジアム舞洲 ）

＜ウエスタン　オ・神＞　　　7回から2イニングを無失点の西純（撮影・成瀬　徹）　
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　阪神のドラフト1位ルーキーが2勝目をマークした。西純が7回に2番手で登板し、2イニングを無失点。最速も151キロを計測した。「1イニング目は高めのボール球も多かったですけど打ち取ることができた。フォークも、今日は良かったです」

　前回3日の広島戦では10球全て直球勝負で1回を無失点に抑えた。しかし、この日は、フォークを決め球にして3三振を奪った。

　6日の鳴尾浜の練習では、ベルトを左腕に巻き付けて傾く悪癖を修正した。「制球もだいぶ安定してきたと思います。試合ではあまり意識していないですけどブルペンは左腕が上がらないように気を付けています」。フォーム修正がこの試合で制球力アップとなっていきなり結果として表れた。

　平田2軍監督には「良くなってきている。安藤コーチと課題でやってたことを出してきている感じ」と評価され次回登板では8月9日広島戦以来の先発マウンドに立つ予定だ。