東洋大の149キロ右腕・村上がプロ志望届提出へ―スカウト「上位候補になれる力」

[ 2020年9月10日 10:03 ]

改良したチェンジアップの握りを見せる東洋大・村上投手(撮影・柳内遼平)
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 今秋のドラフト上位の東洋大・村上頌樹投手(4年)が10日、プロ志望届を提出することがわかった。

 昨年、大学日本代表に選抜された最速149キロ右腕は「高校時代は(志望届を)出す自信が持てなかったが、大学で直球、変化球ともにもレベルアップできた。どの順位で指名されてもチームを勝たせることが目標です」と話した。

 今月8日に埼玉県川越市の東洋大野球場で行われた東経大とのオープン戦に先発し、楽天、ソフトバンクのスカウトが視察する前で3回を2安打無失点の好投を披露。最速は144キロを計測し、持ち味のコントロールで打者のインコースを強気に突いた。

 視察したソフトバンク・宮田善久アマスカウトチーフ補佐は「直球も変化球も自在に操れるコントロールを持っていて、大人の投球ができる投手。直球と同じリリースで投げる変化球を打者が嫌がっていた。ドラフト上位候補になれる力がある」と評した。
 22日開幕の東都大学野球秋季リーグに向け「チームを勝たせることが自分の評価を高めることにつながる。個人的にはリーグ戦で防御率0点台を目指したいです」と話した。

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2020年9月10日のニュース