“日大付属ダービー”は日大豊山が快勝 高野が公式戦初本塁打「あそこまで飛ぶなんて」

[ 2020年7月29日 12:22 ]

高校野球東東京大会・2回戦   日大豊山6―1日大一 ( 2020年7月29日    江戸川 )

<東東京 日大豊山・日大一>8回2死一、二塁、日大豊山・高野が右越え3ランを放つ(撮影・村上 大輔)
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 日大系列校によるカードは日大豊山が高野陽太郎捕手(3年)の公式戦初本塁打などで6―1と快勝した。

 1―1の7回無死、先頭打者で右越え三塁打を放つと、2点リードの8回2死一、二塁には右翼ネット直撃の3ランを叩き込んだ。「練習試合を通じても初めてのホームラン。あそこまで飛ぶなんて自分でもビックリ」。

 それもそのはずだ。2週間前の練習試合、上野学園(東東京)戦で左手有鉤(ゆうこう)骨を痛め、1回戦はスタンド応援。28日の打撃練習は右手1本でスイングした。「正直不安でしたけど…。最初の打席でいい感じで振れたから大丈夫かなって」。高野にとって今夏初の公式戦は3安打3打点、守っても2投手を好リードした。

 「初戦は小川(大希=2年)がいいリードして、自分がキャッチャーで負けたら…プレッシャーはありました。良かった」。昨夏の4強超えまで道のりは長いが、1戦1戦全力を尽くす。

 ちなみに05年にも両校対決は実現したが、日大豊山が10―6で日大一を下している。

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2020年7月29日のニュース