レイズ・筒香「毎日がすごく充実」 逆転2点適時打&初マルチで4連勝に貢献!

[ 2020年7月29日 11:34 ]

インターリーグ   レイズ5―2ブレーブス ( 2020年7月28日    セントピーターズバーグ )

チームメートと勝利を喜ぶレイズ・筒香(AP)
Photo By AP

 レイズの筒香嘉智外野手(28)が28日(日本時間29日)、本拠地・セントピーターズバーグでのインターリーグ、ブレーブス戦に「4番・左翼」で先発出場。3回の第2打席でメジャー初のタイムリーヒットとなる逆転2点右前打を放つと8回の第4打席では右前打しメジャー初のマルチ安打をマークし4打数2安打だった。チームは5―2で勝利し4連勝とした。

 試合後、米メディアからすでに5打点をマークしていることを指摘され「チームも勝ってますし、本当に毎日がすごく充実しています」と手応えを感じ取っている様子。「初めての投手ばかりなので、見たことない投手ばかりですけど、そこは打席の中でいろんな引き出しを使いながら、やっていくしかない。環境としては本当にチームメート、首脳陣、周りの方々から声をかけていただいてますので、非常にやりやすい雰囲気の中でできていることに感謝しています」と話した。

 29日(同30日)からの初遠征について、楽しみか問われると「はい。毎日が楽しいです」と返答。自身の打撃で気に入っているところには「難しい」としながらも「打席どうこうよりは、ベンチが一体となって、点をとりにいって、盛り上がっているところは僕は一番好きですね」とチームの雰囲気の良さを指摘した。

 先日、横浜時代の応援歌が流れたことについて「嫌なわけじゃないんですけど…。非常にそういう心遣いっていうのはありがたいですし、そういう気を遣っていただいたことにまず感謝しています。でもいまはレイズの一員ですので、横浜DNAベイスターズじゃない、レイズのために自分の力を100%、出し切ることを考えています」と心境を明かした。

 この日の筒香は4打数2安打。2回無死からの第1打席は、内角球に詰まらされ遊飛だったが、1点を追う3回2死満塁で勝負強さを発揮。レ軍先発の右腕・ライトと対戦し、外角変化球を右前2点適時打した。5回1死一塁からの第3打席は内角変化球に空振り三振に倒れたものの、8回無死からの第4打席で左腕マツェックから右前打した。

 前日27日(同28日)のブレーブス戦では「4番・左翼」で先発出場し、第5打席でメジャー通算2本目の安打となる右前打を放つなど4打数1安打していた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月29日のニュース