DeNA・浜口 宝刀チェンジアップ教えます!スーパースロー映像で解説

[ 2020年4月28日 05:30 ]

春季キャンプのブルペンでチェンジアップを投げるDeNA・浜口
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 変化球の極意、教えます!DeNAは28日午前11時から、球団公式ツイッターで、スーパースロー映像で記録した投手の変化球映像を特別公開。第1弾として浜口が登場し、宝刀チェンジアップを自ら解説する。

 チームは今春キャンプからブルペンにエッジャートロニック社製のハイスピードカメラを設置。1秒間に1000コマ撮影することができ、投手陣がリリースポイントをチェックするなど、レベルアップに役立ててきた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕は延期。観戦を心待ちにするファンや子供たちのために、今回は腕の振りから捕手のミットに収まるまでの約30秒間の投球映像を公開。さらに投手が球の握り方やリリースのイメージ、意識しているポイントまで決め球を語り尽くす。球団関係者は「この動画を通じて野球の楽しさや奥深さを知ってもらい、さらに野球を好きになってほしい」と話した。

 浜口の鋭く落ちるチェンジアップは、三養基2年時の練習試合で樟南3年だった戸田(現広島)から教わり投げ始め、大きな武器となっている。企業秘密とも思える変化球の詳細を明かすことにも「気にしていない、大丈夫です」と笑顔。超貴重映像とともに「STAY HOME」でも学び、楽しむ。(町田 利衣)

 ≪昨季のチェンジアップ奪空振り率23.8%≫浜口(D)の昨季の全投球を球種別に分けると、直球が最多の657球で、変化球ではチェンジアップの390球が最も多かった。それぞれの奪空振り率を調べると、チェンジアップは23.8%を誇り、フォークの20.9%を上回る球種別の最高。被打率を見ると、チェンジアップは・182で、スライダー(.113)とともに1割台の低さ。奪三振の結果球も、チェンジアップは34で、直球の32を上回る最多となった。なお、18年のチェンジアップの各種データを見ても、奪空振り率24.1%、被打率.204、奪三振33で、いずれも球種別のトップだった。

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