オリックス村西&勝俣 7年ぶりの大卒新人1勝&1発なるか?

[ 2020年4月28日 05:30 ]

2020ルーキー記録に挑戦(2)

オリックスの村西(右)と勝俣
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 昨秋のドラフト会議では107人が指名され、プロデビューを待ちわびている。ここでは「ルーキー記録に挑戦」と題し、各球団の注目ルーキーが挑む記録を12回にわたって掲載する。第2回はオリックスの村西良太投手(22)と、勝俣翔貴内野手(22)――。

 オリックスで即戦力と期待されるのは、大卒ルーキーのドラフト3位の村西(近大)と同5位の勝俣(国際武道大)だ。両者ともにオープン戦で奮闘。投手の村西は3試合に登板して勝ち星こそなかったが、3戦目の3月11日中日戦では5回3失点(敗戦投手)で6奪三振をマーク。しっかり試合をつくり、先発候補に名乗りを上げた。内野手の勝俣は3月3日ロッテ戦で今シーズン新人一番乗りとなる本塁打を記録。同6日の巨人戦では菅野から2号と、球界屈指の好投手を撃破し一躍、注目を浴びた。

 2人にはシーズンでも大きな期待がかかるが、村西は初勝利、勝俣は初本塁打が最初の目標になりそう。過去20年間のオリックスで、同一シーズンに新人勝利と新人本塁打が記録されたのは、昨季の荒西(1勝)と頓宮、中川(ともに3本塁打)まで7度。うち、今季の村西、勝俣のような大卒コンビとなると、松葉(大体大=現中日)が4勝、伏見(東海大)が1本塁打した13年しかない。投打のフレッシュな2人が7年ぶりの記録を達成し、チームの起爆剤になれるか。(記録課)

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2020年4月28日のニュース