阪神 メジャー通算92本塁打のボーア獲得発表 大谷の同僚、イチロー氏訪ねて訪日も

[ 2019年12月14日 15:10 ]

阪神と選手契約を締結しヘイリー夫人(右)とともに笑顔を見せるジャスティン・ボーア
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 阪神は14日、新助っ人としてジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルス)の獲得を発表した。年俸250万ドル(約2億7500万円、金額は推定)の単年契約を結んだ。

 ボーアは球団を通じて「昨シーズンのオフに阪神タイガースから熱心に誘っていただいて以来、私の尊敬するイチロー選手や今年チームメートだった大谷投手からも日本の野球に関する情報をいろいろと教えてもらい、日本でプレーすることを真剣に考えていました。今年も阪神タイガースからオファーをいただいたことで、日本でプレーすることを決めました」とコメントした上で、「イチロー選手を訪ねて神戸を訪ねたこともあるので、違和感はまったくありません。来日したらすぐにコンビニに立ち寄って、ツナや照り焼きチキン入りのおにぎりを買っていると思います」などと早くも親日家ぶりをアピールした。

 ボーアは今季、メジャー52試合出場、打率・172、8本塁打、26打点にとどまったものの、傘下3Aでは49試合で打率・316、17本塁打、43打点と健在ぶりを誇示。マーリンズ在籍時の17年シーズンには108試合、打率・289、25本塁打、83打点の成績をマークするなどメジャー通算92本塁打を誇る長距離砲で、貧打打開のキーマンとして期待が掛かる。

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