阪神・大山、独り立ち宣言 福留先輩の謝罪に強い決意「いつまでも頼っていることはできない」

[ 2019年12月14日 08:26 ]

笑顔で筋力トレーニングに励む大山(左)と近本(撮影・成瀬 徹)      
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 阪神の大山が偉大な先輩から独り立ちする。事の発端は前日12日に行われた福留の契約更改。今季4番の座を死守できなかった大山に対して、会見の場では謝罪の言葉が述べられた。「僕がもうちょっと頑張っていれば。申し訳なかった」。一夜明けたこの日、大山は自らに言い聞かせるように言葉をつないだ。

 「今年一年、経験をさせてもらったので。いつまでも頼っていることはできない。一人でも、しっかり結果を残していけるというのを見せていかないと。自分の立ち位置は確保できないと思うので、もっともっとレベルアップしていかないといけないと思います」

 この上ない発奮材料をもらった。今季は開幕から4番を務めながらも打撃不振に苦しんだ。福留が両ふくらはぎ痛で離脱した6月も、打率・242、1本塁打と本来の力を発揮出来ずじまい。忸怩たる思いがある中で、大先輩から改めて差し出された救いの手に、雪辱の念が沸いた。

 「後ろを打つのにすまなかったと言われたんですけど、結局は自分の技術不足。正直なところ、そう思わせてはいけない、思わせてしまったというのは僕の責任があるというか、情けなさというのもある」

 口をついて出るのは反省の言葉ばかりでも、その端々からは強い決意が感じられた。福留からは11月の選手会納会の際に「この経験はすごくいい経験」と声をかけられたという。4番としての苦しみは、選ばれしものだけに与えられた特権とも言える。108試合の得がたい経験は、必ず来季の糧となる。(長谷川 凡記)

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