巨人・岡本「ビッグベビー」からビッグボーイへ!原監督に親孝行、全戦4番&日本一必ず

[ 2019年12月14日 05:30 ]

ハワイのヤシの木の下で実を手に持ち、笑顔を見せる巨人・岡本
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 優勝旅行で米ハワイ州に滞在中の巨人・岡本和真内野手(23)が12日(日本時間13日)、6年目を迎える来季、全143試合で4番を務める決意を語った。今季は6月の不振の際、原辰徳監督(61)から「ビッグベビー」と命名されて復活。指揮官に感謝したベビーはさらにビッグになり、来季8年ぶり日本一の「親孝行」を成し遂げる。

 球界の父である原監督から名付けられた「ビッグベビー」。常夏の太陽と爽やかな風の中、ゴルフのラウンドを終えた岡本は「あのフレーズで自分は楽になった部分があるんです。しんどい時期だったので」と初めて感謝の意を明かした。

 昨年6月に第89代4番を襲名し、史上最年少22歳で「3割30本塁打100打点」を達成。今季も開幕から4番を任されたが、6月に打率・246まで落ち込んだ。同4日の楽天戦で6番に降格。指揮官の「ビッグベビーが困っている。少し助けてあげよう」という親心だった。復活を遂げ、4番に返り咲くと2年連続30本塁打を達成。5年ぶりリーグ制覇の立役者となった。

 来季の目標は、球団の日本人では02年の松井秀喜以来となる全試合4番出場。「打てれば勝てる試合が増えるし、打てなければ難しい試合が増える」と決意を語った。要所で指揮官から「ビッグベビー」と呼ばれ「(流行語の)タイトルをつけてほしかった」と笑いを誘った岡本。お立ち台で自身をジョニー・デップと称したが定着はせず、「5年目で一番しっくりきました」とお気に入りのフレーズになった。

 優勝旅行には54歳の母・智代美さんを招待した。一緒にアラモアナショッピングセンターを回り、腕時計をプレゼント。少年野球時代から支えてくれた母に「少しは親孝行になったかな。おかんも連れてこられたし、(優勝は)やっぱりうれしい」とはにかんだ。

 来年は8年ぶりの日本一で、原監督の「孝行息子」になる。14年のドラフトでスカウト陣の投手獲得を推す声がある中で、1位指名に踏み切ってもらった。来年は東京五輪が開催され「出たい思いはありますが、自分が決められることではない。選んでもらえるようにしっかり成績を残したい」。まずは自軍で全試合4番。ビッグベビーが、「ビッグボーイ」に成長する。

 ▽ビッグベビーの由来 6月4日の楽天戦で原監督が打撃不振の岡本を6番で起用した際、「ビッグベビー」と評した。岡本は昨季から続いた4番での連続出場が144試合で止まったが、奮起して2安打を放った。6日の同戦は5番で出場して決勝の10号ソロ。36打席ぶりの一発&3試合連続マルチ安打で、4番に返り咲いた。10月のCSファイナルSでは両リーグ通じて野手最年少でMVPを獲得。原監督は「乳歯が抜けたんじゃない?一つ大きくなってくれた」と目を細めた。(ホノルル・神田佑)

 《4番フル出場 達成なら日本人ゴジラ以来18年ぶり》○…巨人でシーズン全試合に4番で出場した選手は中島治康(37年春、38年春)、川上哲治(49年)、松井秀喜(00~02年)、ラミレス(09、10年)の4人で過去8度ある。岡本が来季達成すれば10年のラミレス以来、日本人では02年松井以来18年ぶりとなる。内野手では川上しかいないがどうなるか。

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