阪神 原口 100万円を贈呈 医療施設訪問で子供と交流

[ 2019年11月22日 05:30 ]

医療施設で子供たちと交流した原口(撮影・大森 寛明)
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 大腸がんから復帰を果たした阪神・原口が、神戸市内の小児がん患者らの医療施設を訪問し、子供らと交流した。「野球ができることは当たり前ではないと改めて思ったし、頑張るきっかけの一つになった」と笑顔で話した。

 施設には大腸がん啓発グッズ「グッチブレス」の利益である64万円と自身の36万円を加えた100万円を贈呈。子供とキャッチボールや、サインしたユニホームを手渡したりしてふれあった。

 原口は1月にがんを公表し、手術とリハビリを経て5月に実戦復帰。6月に1軍に昇格し、球宴初出場も果たしたが、打率・276、1本塁打、11打点の成績には「満足はしていない」という。「今年は病気で1年間(1軍に)いられなかった」と来季は「1軍完走」を目標に掲げる。来年1月には和歌山県内で「チャリティーラン・フェスティバル」を開催する予定。「大きい病気になって、知る世界もすごく増えた。少しでもプラスになれるように支援していきたい」と言葉に力を込めた。

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