阪神・岩田先生 高校生120人に2時間の熱血授業 苦労エピソードも披露

[ 2019年11月22日 16:51 ]

阪神の納会に出席する岩田(撮影・大森 寛明)
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 教壇に立って2時間の“熱血授業”を行った。阪神の岩田稔投手(36)が22日、オリンピック・パラリンピック教育推進事業のゲストスピーカーとして京都府立・西城陽高校で講演を行った。スポーツ専攻で学ぶ120人の学生を前に「マウンドに上がるよりドキドキした」と緊張しながらも中学時代から現在に至るまでを話しで大いに盛り上がった。

 大阪桐蔭の2年冬には1型糖尿病を発症したが、「何とかなると思っていた」と当時の心境を吐露。09年からはソフトバンク、巨人で活躍した杉内俊哉とともに4年間に渡り自主トレを行い「400メートル走で1分を切るというランメニューで杉内さんはクリアしているのに自分は1回も切れずに付いていくのに必死だった」という苦労エピソードも披露した。

 学生たちに対しては「いろんなスポーツをやることで気がついたりすることもある」と自主トレで経験した水泳や自転車競技をもとに幅広くスポーツと付き合うことの重要性を伝えていた。 

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