ソフトB 秋季C打ち上げ 工藤監督「オフをどう過ごすかが大事になる」

[ 2019年11月22日 05:30 ]

キャンプを打ち上げ、今宮(左)に声をかける工藤監督
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 戦いはすでに始まっている。ソフトバンクは21日、3週間に及んだ宮崎秋季キャンプを打ち上げた。工藤監督は、「みんながきつい練習を頑張って体力もついてきた。王会長も言っていたように、野球選手は野球をやるしかない。オフをどう過ごすかが大事になる」とキャンプ後も野球漬けの日々を送ることを選手たちに求めた。

 来年は東京五輪が開催されるため、開幕が例年よりも1週間、早まる。練習前の円陣ではこの点にも触れ「(キャンプの)練習も前倒しになる」と来年2月のキャンプでは、実戦練習などが例年よりも早まることを示唆した。選手たちには個々に課題を与え、12、1月の自主トレで「最低限、やってほしいところを伝えている。課題をクリアして、2月のキャンプを迎えてほしい」と強化ポイントなどを挙げた。

 キャンプの手締めを行った今宮は「1年間、裏方さんのサポートがあったからこういう結果になった。感謝しかない」とスタッフに感謝した。その上で、来年2月のキャンプについて「1日から100%で動けるようにやっていく。それは毎年変わらない」と意欲を見せた。

 チームは今季、3年連続の日本一を達成したが、2年連続でリーグ優勝を逃した。工藤監督は「そこを受け止めて、さらなるレベルアップをしていきたい。来年はみんなの力でリーグ優勝して、日本一4連覇できるように」と力を込めた。個々が取り組むオフ期間の鍛錬が、来シーズンの結果に直結する。(川島 毅洋)

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2019年11月22日のニュース