未経験でも…西武 辻監督 秋山移籍後の中堅に金子侑を指名

[ 2019年11月22日 05:30 ]

優勝ペナントを手に記念撮影をする後藤高志オーナー(左)と辻発彦監督(右)
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 西武の辻発彦監督(61)が21日、東京都内の西武ホールディングス本社を訪れ、後藤高志オーナーに午前10時から約30分にわたり、シーズン報告を行った。報告後は、今オフにメジャー移籍を目指す中堅手・秋山が抜けた場合の外野の布陣について言及。中堅は15年以降、秋山だけが守っていたが「(抜けたら)金子をセンターにしようと思っている」とし、中堅手として出場経験のない金子侑を指名した。

 両翼は、ソフトバンクからFA権を行使した福田の獲得を最優先で目指しているが、指揮官は「そのポジションを狙えるチャンス。若い選手が目の色を変えてやってくれれば」と愛斗や戸川、鈴木らの名前を挙げ若手の台頭に期待した。

 リーグ2連覇を達成しながら2年連続で日本シリーズ進出を逃しただけに「(来季は)3連覇を目指して頑張ります。日本一を目指します」と話した。 (武本 万里絵)

 《オーナーは松坂に期待》後藤オーナーは入団が決定的となっている松坂に期待を寄せた。現在、大詰めの交渉を行っているが入団を想定して「あれだけの投手ですから、若手のいいお手本にもなってくれるし、本人もやってくれるだろうと大いに期待しています」と話した。チームの課題である投手補強については「外国人投手の補強をこれから考えていきたい。若手も育ってきた。いい流れでさらに強化していきたい」と言及した。

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2019年11月22日のニュース