プレミア12拡大へ 次回23年大会から出場チーム増加構想

[ 2019年11月22日 05:30 ]

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の総会が21日、大阪府堺市で行われ、リカルド・フラッカリ会長(70)が23年に予定する次回のプレミア12で出場チーム数を拡大する構想を明かした。「参加国を増やしていきたい。出場チームのレベル次第だが、コスト面など分析している。何カ国かな?20とか28とか、16とか」と展望を語った。

 プレミア12は、WBSC世界ランキング上位から12チームが招待され参加する。チーム増なら次回から「プレミア16」など大会名も変わる可能性がある。

 また同会長は今回大会で導入したリプレー検証や、投球間やイニング交代の時間を制限したクロック制度を評価。「どちらも東京五輪でもやりたい」と採用方針を示した。総会は世界中から97カ国・地域の代表者ら約330人が集まった。野球は24年パリ五輪では行われないが、28年ロサンゼルス五輪での競技再復帰を目指している。「野球のグローバル化は進んでいる。東京で結果を示し、28年の五輪では行えると信じている」と熱意を込めた。 (後藤 茂樹)

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2019年11月22日のニュース