秋山 ラストメッセージは30日 米挑戦決意と獅子党への感謝届ける

[ 2019年11月22日 05:30 ]

ゴールデンスピリット賞を受賞し笑顔の秋山(撮影・西海健太郎)
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 海外FA権を行使して、メジャー移籍を目指す西武・秋山翔吾外野手(31)が30日に西武園ゆうえんちで開催される「LIONS THANKS FESTA 2019」でファンに向けて決意のあいさつを行う方向であることが21日、分かった。かつて松坂や菊池も行っており、秋山も感謝と決意を届ける。この日は都内で行われた「ゴールデンスピリット賞」の授賞式に出席した。

 9年間の思いを直接届ける。秋山にとって西武の背番号55をつけたユニホーム姿は最後となる「サンクスフェスタ」。これまでメジャーに渡った選手同様、秋山がファンの目の前で決意を口にする舞台が用意される。

 本拠地の改修工事に伴い、球団史上初めて西武園ゆうえんちで開催される同イベント。公式の球団行事は今年最後で球団関係者は「主将としての立場もあるが、FA宣言をして初めてファンの前で話すことになる。秋山らしくしっかりあいさつするでしょう」と説明した。昨年は、ポスティングシステムを利用して海を渡った菊池が決意表明を行い、06年も松坂が直接ファンに思いを届けた。

 秋山はこの日、プロ野球選手の社会貢献活動を称える「ゴールデンスピリット賞」の授賞式に出席。ひとり親家庭に育った経験から同じ境遇の親子を球場に招待する活動を評価された。授賞式は欠席だったが、選考委員の巨人の長嶋茂雄終身名誉監督から「この賞のお手本になったロベルト・クレメンテさんに会ったことを思い出した。大リーグ史上最高の外野手と評価された選手。日本の外野手代表としてかつてのクレメンテさんを目指してプレーしてほしい」と激励のメッセージを受け取った。

 カブス、ダイヤモンドバックスなど移籍先に数球団が浮上している交渉は、代理人のケーシー・クロース氏に一任しており「進み具合や確認事項の話はありますが固まっているものはない」と話すにとどまった。また、数日前にカブスのダルビッシュがYouTubeに投稿した動画で「カブスにフィットすると思う」と話したことには「ダルビッシュさんくらい(メジャーを)経験した人がそう言ってくださるのは心強い」と笑顔を見せた。

 メジャー移籍後も社会貢献活動は継続していく意向。「どういう形になっても最高の準備をしたい」。まずは骨折した右足薬指の回復に専念し、吉報が届くのを待つ。 (春川 英樹)

 《慈善活動&3000H》▽ロベルト・クレメンテ パイレーツの右翼手として活躍したプエルトリコの英雄。72年に地震被害を受けたニカラグアへ救援物資を運搬するチャーター機に乗り込み、墜落事故で38歳で死去。通算3000安打で野球殿堂入り。慈善活動を行う大リーガーを称える賞が「ロベルト・クレメンテ賞」と命名された。背番号21は永久欠番で、通算609本塁打のサミー・ソーサら中南米出身選手が好んでつける。

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