ヤクルト 斎藤新コーチ「ジーパンサイズアップ指令」臀部と太腿裏重点強化

[ 2019年11月4日 05:30 ]

ヤクルト

秋季キャンプで投手陣の練習を見つめるヤクルトの斎藤新投手コーチ
Photo By 共同

 ヤクルトの斎藤新投手コーチが「ジーパンサイズアップ指令」を出した。松山での秋季キャンプ2日目。投手陣は午前中からウエートトレーニングを行い、同コーチが付き添った。「筋肥大させてベースを大きくすることが大事。デニムのサイズを1サイズ上げろと話している」。2インチ(約5センチ)のサイズアップを目標に投球動作の核となる臀部(でんぶ)、太腿裏付近を重点的に鍛えさせる。

 自身も横浜時代の99年に個人トレーナーと契約し肉体改造に努め、その後のメジャーでの活躍につなげた。効果として「(筋力が上がることで)疲労しづらくなるし、回復が早くなる」と説明した。

 通例より10~15分長くなった筋力トレ。他にも斎藤コーチの方針で故障歴のある選手は、故障箇所の強化も通常メニューに加えて行う。同コーチは「彼らの能力を引き出し、覚醒に導くことが我々の仕事」。12球団ワーストのチーム防御率4.78だった投手陣再建へ改革が始まった。 (黒野 有仁)

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2019年11月4日のニュース