神宮第2球場 最後の試合に 帝京・前田監督「第2の最後にふさわしいゲーム」

[ 2019年11月4日 05:30 ]

新国立競技場をバックに満員の神宮第2球場(撮影・大塚 徹)
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 秋季高校野球東京都大会は3日、準々決勝2試合が行われた。第2試合の帝京―日大三は、20年東京五輪の再開発に伴い解体が決まっている神宮第2球場最後の試合となった。

 1961年に完成して多くの名勝負が繰り広げられた球場。ともに春夏甲子園優勝経験のある名門同士の対戦もあり、第1試合前に早くも満員で入場規制がかかり、2階席まで立ち見が出るほどの大盛況。第2試合の試合前には高校野球全日程終了の式典も行われた。

 試合は帝京が逆転の2―1で日大三を下し、4強進出を決めた。帝京・前田三夫監督は「これだけのお客さんが入り、第2の最後にふさわしいゲームができた。いろんな思い出があるね」と感慨深げに振り返った。

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