日本生命 藤井完投で4年ぶり優勝王手 

[ 2019年11月4日 05:30 ]

第45回社会人野球日本選手権 第10日   日本生命4―1日本製鉄鹿島 ( 2019年11月3日    京セラD )

<日本生命・日本製鉄鹿島>完投勝利を挙げた日本生命・藤井はグラブを叩いて喜ぶ(撮影・後藤 大輝)
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 準決勝2試合が行われ、きょう4日の決勝は大阪ガスと日本生命の大阪対決となった。日本生命は2回に逆転し、4―1で日本製鉄鹿島に勝利。4年ぶり4度目の優勝を目指す。

 入社9年目のベテラン・藤井が2安打1失点完投。4年ぶり4度目の優勝に王手をかけた。

 「後ろにいっぱい良い投手がいるので、自分の仕事を精いっぱいやった結果」。同大ではのちに社会人でも同僚となる小林(現巨人)とバッテリーを組み、関西学生リーグ通算25勝の右腕。「丁寧に低めに集めることを意識して、コントロールを重視して投げました」と一つずつアウトを積み重ねた。チーム投手陣最年長の31歳が貫禄を示し、大一番を後輩たちに託す。

 ▼日本製鉄鹿島中島彰一監督 ベスト4の壁は破れなかったが、河野、浜屋といったドラフト指名投手に負けなかったのは評価できる。

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2019年11月4日のニュース