坂倉“佐々岡カープ”初モノ独占!紅白戦でチーム初安打&長打&本塁打

[ 2019年11月4日 05:30 ]

広島紅白戦   紅組7-2白組 ( 2019年11月3日    天福 )

秋季キャンプで“佐々岡カープ”の初モノを独占した坂倉
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 広島は3日、秋季キャンプ初となる紅白戦を行い、坂倉将吾捕手(21)が、“佐々岡カープ1号”となる右越え2ランを決めた。1打席目には、チーム初安打&初長打となる二塁打を放つなど新監督の“初モノ”の独占に成功。秋季キャンプ2日目にして、強烈な印象を残した。

 佐々岡監督の「初モノ」は、坂倉が独占した。今秋初の紅白戦。7回2死三塁でメナの直球を振り抜くと、完璧な手応えに打球の行く先を確信した。右翼席最後方の防球ネットに弾丸ライナーで直撃させる推定120メートル弾で、豪快に「佐々岡政権1号」を奪った。

 「3番・捕手」での先発。初回2死では、山口の直球をライナー性で左中間を破った。ワンバウンドでフェンスに直撃させた二塁打は、今秋のチーム初安打&初長打。本塁後方のネット越しから見守った新指揮官の“初モノ”を奪い続けた。

 「逆方向に打てば打席にも余裕が出てくるのかなと思って意識して打席に入っている。球も多少見られて、低めも我慢できるようになった」

 しかし、「うれしいですけどそこまでは…」と充実感は一切感じさせなかった。悔やんだのは守備。初回に許した野間の二盗が先制点につながった。

 「捕手での反省は多い。打撃が大事になってくるけど、この秋は守備に重点を置いている。打席を多くもらうためにも、守備をしっかりやりたいです」

 捕手としての生き残りの道は険しい。今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した正捕手の会沢は、権利を行使せずに残留を表明した。来季、球界最年長捕手となる石原は健在。さらに、磯村は今秋から一塁に挑戦して出場の幅を広げている。

 今季は「捕手4人制」を敷いたことで、坂倉がプロ初本塁打を放つなど自身最多の51試合に出場したが、1軍担当となった倉コーチが同体制を継続するかは未定。今季捕手としての出場は3試合のみで、紅白戦後には倉コーチとの居残り特守で鍛えられた。

 「来春に向けてのアピールの場。倉コーチとコミュニケーションを取りながらやっていきたい」

 初実戦を終えた佐々岡監督は「(打撃陣は)1軍の選手と若手との差はまだまだある」と評価した。チーム1号は、「捕手・坂倉」をアピールする号砲となった。(河合 洋介)

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