佐々木を守れ! ロッテ新人自主トレを浦和球場からZOZOマリンに変更

[ 2019年11月4日 05:30 ]

トレーニングする佐々木朗希
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 ロッテがドラフト1位の大船渡・佐々木朗希投手(18)のフィーバーに備え、来年1月にロッテ浦和球場で行う予定だった新人合同自主トレをZOZOマリンに変更することが3日、分かった。2軍本拠地は球場からクラブハウスへ移動する際に公道を通る必要があり、安全面などを考慮した。万全のサポート態勢で、球界の至宝となり得る163キロ右腕を受け入れる。

 正式契約前から佐々木が球団を動かした。球団は来年1月の新人合同自主トレを本拠地・ZOZOマリンで行うことを決定した。

 スーパールーキーを守るためには、2軍本拠地のロッテ浦和球場で例年通り実施するのは難しかった。「(今季のドラフト1位)藤原の際も混乱や周辺住民の方からの苦情も寄せられました。そういうことなど含めた決定です」と球団関係者は明かした。

 2軍施設はメイン球場とクラブハウスを往来するには必ず公道を通る。週末などは選手を待つファンが道路にあふれ、車両などの通行に支障が出ることも多い。実際、藤原が移動する際にはファンが殺到し、危険性は指摘されていた。球団側は検討を重ね、こちらの「開催地変更」はすんなり決まった。

 ZOZOマリンは、ほぼ全ての練習が球場内で完結 できる。球団関係者は「1軍の球場がどんなものなのか。感じてほしい」と明かす。近い将来、必ず経験することになるマウンド、幕張名物の強風――。「令和の怪物」にいち早く1軍を体感させる意味もあった。

 ただ、裏を返せばロッテ浦和球場と違って、ファンからの距離は遠くなる。その分、球団は「お披露目」プランも検討している。平日は練習に集中させる意味もあり、非公開だが、土日、祝日には客席を一般に無料開放する方針だ。観客席に余裕のある本拠地ならば、多くのファンが佐々木の姿を見ることができる。安全性も保たれており、定期的なサイン会の開催も可能になる。

 球団側は数千人規模の来場者を見込んでおり、この「朗希フィーバー」を見越した「佐々木朗希グッズ」も計画中だ。ZOZOマリンには公式グッズ店があり、キャンプイン前に佐々木グッズを手にすることもできる。

 10月29日に、井口監督から指名あいさつを受けると、佐々木は「体力面だったり、大きく足りないと思うので、少しでも体を強くしていきたい」と新たなる舞台を見据えていた。その希望に沿うだけの環境が整った。あとは存分にその才能を磨くだけだ。

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