V2の西武・辻監督、昨オフ主力流出も「選手が意地見せてくれた」 11年ぶり日本Sへ「全員で頑張る」

[ 2019年9月24日 21:57 ]

パ・リーグ   西武12―4ロッテ ( 2019年9月24日    ZOZOマリン )

胴上げされる辻監督(撮影・長久保 豊)
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 西武が2年連続23度目のリーグ制覇。連覇に導いた辻監督は胴上げで10度宙を舞った。

 130試合目で初めて首位に立ち、ソフトバンクとのデッドヒートを制しての逆転連覇。辻監督は「選手の頑張りには私たちがびっくりするくらい。私は何もしていない。選手たちが最後まで諦めずに戦ってくれた」とナインに最大限の賛辞を送った。

 2連覇の原動力としては「増田、平井が中心になって頑張ってくれた」と今季30セーブの守護神と、この日81試合目のマウンドに上がった中継ぎの柱の名前を挙げた。また、野手陣についても「主力が長期離脱することがなかった。精神面と肉体の強さが連覇につながった」と話した。

 オフにエースの菊池、主軸の浅村、生え抜き捕手の炭谷が流出して迎えた今季。「正直、今年はしんどい戦いになると思っていた」と指揮官は明かし、「選手が心の中で“主力が抜けても俺たちは勝てるんだ”と意地を見せてくれた」と称えた。

 昨季はクライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージでソフトバンクに2勝4敗で敗退。「さらにチームを一つにして、勝ち抜いて、日本シリーズに行けるように全員で頑張る」と08年以来11年ぶりの日本シリーズ進出を誓った。

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2019年9月24日のニュース