楽天、ミスミス敗戦でCSピンチ 辰己がスクイズ見逃し&拙守で決勝点献上

[ 2019年9月24日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―5西武 ( 2019年9月23日    楽天生命パーク )

3回1死三塁、スクイズのサインを見落とす辰己(撮影・尾崎 有希)
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 楽天にとっては攻守のミスで痛すぎる敗戦となった。3回1死三塁、打席の辰己への4球目だ。ベンチからはスクイズのサインが出たが、ルーキーはバットを引いて見逃し、スタートを切っていた三塁走者・ウィーラーがタッチアウト。同点に追いついた直後の8回2死満塁の守備では、メヒアの飛球を中堅手・辰己と左翼手・島内が追いかけたが、譲り合って捕球できず。これが決勝打になった。

 笘篠外野守備走塁コーチも「スクイズなのに勝手にバットを引いた。(8回は)中堅が捕らないといけない。辰己のエラー」と断罪。経験の浅さを露呈した辰己は「僕のミス」と反省した。日本ハムに勝利した4位・ロッテが0.5ゲーム差に肉薄。24日の結果次第でCS進出の可否が決まる可能性もあり、平石監督は「ここで引いたら全てが台無しになる」と前を向いた。 (重光 晋太郎)

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2019年9月24日のニュース