ロッテ 藤原 初先発で神足魅せた 井口監督「チームの流れを変えてくれる」

[ 2019年2月11日 05:30 ]

ロッテ・春季キャンプ ( 2019年2月10日 )

7回 無死 一塁 2盗する藤原(撮影・白鳥 佳樹)
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 ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)が10日、台湾・ラミゴ戦(石垣島)で初もの尽くしの先発デビューだ。最も輝いたのは1―4の3回1死一、三塁。左腕・葉家淇(イェジャーチー)の一塁けん制でのわずかな変化を見逃さなかった。

 「(けん制球が)低かったので“行ったろう”と思いました」

 三塁走者だった18歳はワンバウンドを予測し、リードを広げた。一塁手が前へはじき、後逸を阻止したが、好判断に加え50メートル5秒7の「神足」が、本塁送球さえ許さずに「初得点」へとつなげた。

 7回無死一塁の場面は「初盗塁」。右腕・ライジーユエンの3球目に井口監督のサインで走った。暴投で三塁へ進み、岡の右犠飛で生還。これが4―4からの決勝点だ。大阪桐蔭・西谷監督からは「藤原が出れば流れは変わる。出なければ負ける」と言われ続けた。この日、2四球や相手失策と5打席で4度、塁に出た藤原の活躍もあり逆転し、連勝スタートした井口監督は「チームの流れを変えてくれる」と才能を実感した。

 8回1死満塁の第5打席は3ボールから押し出し四球を選び「初打点」。ただ、なお1死満塁では高浜の遊飛で二塁から飛び出し、併殺という「初ポカ」と若さも混在する。

 これだけ「初」が並んだが「初安打」はまた、お預けだ。5回1死の第3打席では、右翼ポール際に推定130メートルの特大ファウルも3打数無安打。実戦通算17打席無安打(3四球)になったが、本人は「ヒットじゃなく、ホームランを狙うくらいの気持ちでやりたい」と笑顔で開き直った。

 11日は石垣島キャンプ最終日となる。藤原は予定されるシート打撃で一番欲しい「初もの」を狙いにいく。 (福浦 健太郎)

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