明大 沼津キャンプ開始 4年・伊勢、5シーズンぶりVへ“伊勢大明神”になれるか?

[ 2019年2月11日 18:24 ]

キャンプインした明大の投手陣。左から入江、森下、伊勢、竹田祐
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 東京六大学野球の明大が11日、恒例の静岡・沼津キャンプ(愛鷹球場、21日まで)をスタートさせた。朝、東京・府中の合宿所を出発して午後1時前から開始。今秋のドラフト1位候補・森下暢仁主将を中心に初日はランニングと投内連携、守備練習中心のメニューを消化した。

 気温7度と寒い中、初日からブルペンに入った森下はキレ味あるストレートに変化球も交え70球投げ込んだ。「府中でも投げてましたし、きょうは軽めでしたけど徐々にあげていきたい」とこの時期にもかかわらずストレートは140キロを超え捕手の西野真也のミットを突き上げた。森下以上に熱がこもっていたのが同じ4年となる伊勢大夢(ひろむ)。森下と並びながら、こちらも変化球を交え75球。この2人を見ているとプロ野球のブルペンを見ている錯覚に陥るほど。

 昨秋は不本意なシーズンだった。慶大戦に1試合投げただけ。4位低迷の原因にもなった。善波達也監督が「野球に取り組む姿勢がね。もっとアピールしないと」と練習での態度にひたむきさを感じなかったという。本人は「アピールしているつもりなんですが。昨秋は投げれなくて悔しかったので、最後のシーズンはやってやるってつもりで頑張ります」と話し、この日の投球にもその思いが伝わっている。もちろんプロ入りが目標だから「結果を残さないと」と前を向く。

 入学した際、最上級生はエース柳裕也(中日)が主将で背番号10を付け、星知弥(ヤクルト)が明大のエース番である11を背負った。伊勢はそのシーンを思い出して「今年はマサト(森下)が10だから、ボクが11を獲るつもりです」と日頃静かな男が目を輝かせて宣言した。その話を伝え聞いた善波監督が「じゃあ伊勢に11を付けさせます」と意気込みを買ってエース番を用意することを明かした。

 4シーズン優勝から遠ざかる明大。伊勢が第2エースに成長すれば昨秋防御率3位の竹田佑(新2年)、作新学院で今井達也(西武)と同期の入江大生(新3年)、左腕の石毛力斗(新3年)、U18高校日本代表だった磯村峻平(新2年)ら投手陣はぐっと厚くなる。リーグ戦で“伊勢大明神”と言われる活躍を見せれば5シーズンぶりのVはぐっと近くなる。

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