ロッテ・井口監督 石垣島キャンプは「100点」MVPは「涌井、石川」

[ 2019年2月11日 16:28 ]

 ロッテ・井口資仁監督(43)は11日、、休養日1日を含む11日間と異例の短期間でで打ち上げた石垣島キャンプを総括する会見を行った。

 ――キャンプを振り返って?

 「初日に紅白戦を行い、非常に選手の仕上がりが早かった。実戦中心に若手の底上げができた」

 ――狙いは成功?

 「100点に近い数字だと思う。あとはその成果をこれからの対外試合で生かしていきたい」

 ――ドラフト1位の藤原は?

 「試合ではヒットこそ出なかったが、いい当たりは出ていた。将来、マリーンズを背負って立つのは、初日から感じた。スイング、走塁もプロで通用する。さらに磨き掛けて、早くレギュラーを取れるようにさせたい」

 ――12日からの那覇遠征も帯同させる。

 「どちらかというと実戦向きだと思うので、実戦を積ませながら成長してくれたらいいと思います」

 ――三塁争いは鈴木、レアード、安田と激しかった。

 「開幕まで続く争いだと思う。そこまで誰が一番、勝ち残るかは見物だと思う」

 ――安田には厳しい言葉もかけた?

 「若いし、一番声出して、一番最初にグラウンドに出てくるくらいじゃないとレギュラー取れないぞとは伝えた」

 ――右膝を痛めている藤岡の状態は?

 「焦らずにしっかり治してから、上がってこいとは伝えてあります」

 ――新戦力バルガスの評価は?

 「昨年のうちの課題である長打力が、彼が入ることで補える。まだまだ、実戦を積んで早く日本の投手に慣れてほしい。那覇も帯同させる」

 ――9、10日のラミゴ戦は左腕の土肥、山本が先発だった。

 「先発に左投手は出てきてほしいし、それは投手コーチの狙いもあると思う。1人でも2人でも入ってくれたらいい」

 ――キャンプのMVPは?

 「僕の中で涌井、石川が、初日(の紅白戦)にしっかり、仕上げてきたことで投手陣が昨年より引き締まった練習をしていた。(MVPは)その2人だと思います」

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2019年2月11日のニュース