ソフトB サファテ 体重約10キロ減も「抑えて投げたよ ノープロブレム」

[ 2019年2月11日 05:30 ]

森と再開しハグをするサファテ(撮影・中村 達也)
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 “キング・オブ・クローザー”が帰ってきた。昨年4月に右股関節を手術したソフトバンクのデニス・サファテ投手(37)が10日、宮崎で春季キャンプを行うチームに合流した。約10カ月ぶりの再会をチームメートと喜び合い、キャッチボールや投内連係などを精力的にこなした。手術の影響で約10キロ体重が減ったというが、昨季セーブ王に輝いた森唯斗投手(27)との抑え争いにも自信を見せた。

 今キャンプ最多3万1100人が詰めかけた宮崎キャンプ。サファテが球場に足を踏み入れると、ファンからは拍手と歓声が沸き起こった。両手を広げてスタンドをあおりながらチームメートの元へ歩み寄る。ウオーミングアップ中だった選手らは、無視するかのように逆方向に走りだした。笑いの後、全員とハグや握手で再会を喜んだ。

 「1年間チーム、野球を離れて、感極まって涙が出るくらい感情的になった。ユニホームを着てやるのは身が引き締まる」

 約10カ月ぶりのチーム合流。半袖のユニホームに着替えると、早速キャッチボールを開始した。初球から速く重いボールを投げ込んだ。距離も徐々に伸ばし、最長は約70メートル。背番号と同じ58球を投じた。その様子を見守りサファテ本人から「抑えて投げたよ。ノープロブレム」と報告を受けた工藤監督は「良かった」と安どの表情を浮かべていた。

 術後のトレーニング制限の影響で体重が約10キロ減った。「体重は気にしていない。トレーニングをしていけば戻ってくる」。米アリゾナでは8度ほどブルペンで投げ、あす12日にはブルペン入りする予定。このキャンプ終盤にフリー打撃に登板し、3月のオープン戦での実戦復帰を目指している。「約11カ月空いたので、ゲーム感覚を徐々に詰めていきたい」。指揮官が「(開幕は)今の時点では何とも言えない。しっかりしたものをつくってほしいし、どう起用するかもこれから詰めていきたい」と話したように、万全の状態で復帰させる方針だ。

 昨季は森がセーブ王に輝いた。「かわいい弟分がやってくれた。自分の位置は自分で取り戻したい」と守護神奪回を宣言。「ケガをしないように、チームに貢献してリーグ優勝、日本一になりたい。個人的には250セーブを必ず達成したい」と残り16セーブで到達する名球会入りも見据えている。

 「クローザー・アイ・アム」と力強く語ったサファテ。3年連続日本一へ、頼もしい守護神が帰ってきた。

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