阪神 新4番マルテは「ドミニカの山田哲」!

[ 2019年1月29日 05:30 ]

来日したドリス(左)と新外国人のマルテ(撮影・奥 調)
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 新4番は「ドミニカの山田哲」! 阪神のジェフリー・マルテ内野手(27=前エンゼルス)が28日、ラファエル・ドリス投手(31)とともに、関西国際空港着の航空機で来日した。黒いレザージャケットに身を包んだM砲は「日本に着いて、とても興奮しています。早くチームメートに会えるのを楽しみにしています」と新天地に臨む決意を新たにした。

 体格はドリスよりも一回り小柄なマルテ。だが8〜9頭身の体型で、とても体重100キロには見えない。良質な筋肉に覆われたその肉体こそメジャー通算30本塁打の原動力。パワフルぶりを、15年にタイガース傘下3Aでともにプレーした元同僚ドリスが証言した。

 「やっぱり彼の一番の特徴というのはパワー。ビッグパワー」

 16年には88試合で15本塁打、シーズン162試合換算で28発ペースを誇るなど、そのパワーには17年の日本球界のセーブ王も、一目を置いている。そして日本経験豊富なドリスは、ある日本人選手を引き合いに出し、マルテの説明を補った。

 「ヤクルトの山田哲人みたいな感じ。マルテも体はそこまで大きくないですけど、見た目は大きくないのにパワーがある。そういう感じかなと思います」

 1メートル80、76キロとプロでは平均的体格ながら通算167本塁打を放ち、トリプルスリーを3度達成中の山田哲。その日本球界屈指のスラッガーとマルテは同タイプという。「まるで山田哲」な活躍が、今から楽しみだ。

(惟任 貴信)

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2019年1月29日のニュース