阪神 キャンプ地ブルペンもメジャー仕様に 藤浪「雨が降ったみたい」

[ 2019年1月29日 18:52 ]

<阪神合同自主トレ>ブルペンで投げ込む藤浪(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の若手メンバー主体の沖縄先乗り合同自主トレが29日、キャンプ地の「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」でスタートした。ブルペンで目立ったのは、投手陣がしきりに足下を気にする様子。今季から甲子園のマウンドを、メジャーでは主流の硬い土を入れて改修するため、宜野座のブルペンにも同様の土が入れられたためだった。「マウンドクレイ」と呼ばれる粘質のある黒土で、初日からブルペン入りした藤浪は投球前に足場をならした際に「ネチネチして、雨が降ったみたい」と表現する一幕もあった。ただ、投球には影響は無い模様で「投げられない硬さではないので、苦にならない」と力強くマウンドを踏みしめ、投手陣最多の52球を投じた。

 他にも桑原、飯田らがブルペンに足を運んで感触を確かめるなど、投手陣は早くも対応を模索。現地で選手と意見交換した阪神園芸の金沢健児甲子園施設部長は「我々も使ったことのない土。今日聞いた中では不評ではないかなと。(選手からは)土の粘り具合の話が出た。水分の多い、少ないで調整できるので、意見を聞きながらやっていく」と今後も、ベテラン選手などの感想もヒアリングして、ベストな土の状態を探っていく方針だ。

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