楽天新4番候補ブラッシュ 昨季大谷と同僚「いろいろ教わった」

[ 2019年1月29日 05:30 ]

入団会見に臨んだ新外国人のブセニッツ(左)とブラッシュ(右)と石井一久GM
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 二刀流ではないけど、「大谷流」だ。楽天の新外国人ジャバリ・ブラッシュ外野手(29=前エンゼルス)が28日、仙台市内の球団事務所で入団会見を行った。新4番候補は日本のプロ野球への適応に向け、昨季、エ軍でチームメートだった大谷翔平投手(24)から指南されたことを明かした。最高のコーチからの助言を胸に、勝利の使者となることを誓った。

 最高のコーチは元チームメートだった。ブラッシュは大谷について「申し上げるまでもなく素晴らしい選手。同時にいい人でもある」と切り出すと、教えを反復して口にした。

 「“日本の野球は初球から打っていく。そして粘り強く、2ストライク取られてからでも簡単に三振をしない。あと変化球が多い。あまり深追いせず、我慢強く、泳ぎそうなところを踏ん張れ”と教わりました」

 昨季エ軍では主に外野の控え。7月以降はほぼDHに専念した大谷とは試合中も一緒にベンチ裏の打撃ケージで過ごす時間が多く「よく話す機会があり、日本の野球のことなど、本当にいろんなことを教えてもらった」。当時は技術向上へのヒントにと考えていたが、日本移籍で「金言」として財産になった。

 3番・浅村に続く新4番候補と期待される。1メートル96の長身からダイナミックなスイングは昨季平均打球速度94・6マイル(約152キロ)。大谷の同92・6マイルを上回り、メジャートップのヤンキース・ジャッジの同94・7マイルに匹敵する。メジャー通算8本塁打だが、昨季主戦場だった傘下3Aでは打率・317、29本塁打をマークした。

 自らは長所を「パワーは強みだが、それ以上にボール球をあまり追わず、良い球をしっかり打つこと。四球も選べるし、チームのための打撃をすることができる」と胸を張る。大谷の教えを実践できる土壌は整っている。

 契約合意後、大谷とも連絡を取り「good luck!」と送り出してもらったという。数字の目標を問われると、「具体的にというよりも、自分のスイングをすることが目標です」。まだ独身の29歳は「野球と結婚しています」とニヤリ。ストイックな求道者たる姿勢も、どこか「大谷流」に映った。 (後藤 茂樹)

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